DESIGN PROPOSAL / v1.0

デザイン提案資料

webdesigngarden.com 掲載の国内アパレルEC・LP事例を参照して作成した、FADEN(仮ブランド)のトップページ・デザイン案。配色・トーン3案と、実在サイトによく見られる型を抽出したレイアウト構造5案の、あわせて8案を掲載する。各案とも狙い・参考にした事例・向き不向きを添えている。

Brand(mock)
FADEN
案数
配色3 + レイアウト5
参照元
webdesigngarden.com
関連資料
仕様書
Date
2026-09-01
00 — 資料の見方

2つの軸で検討する

「配色・トーン」と「レイアウト構造」は独立した軸なので、たとえば A: シンプル/ミニマル の配色に Pattern 3: ECグリッド機能重視型 の構成を組み合わせる、といった掛け合わせも可能。掲載の商品写真はすべて本番前のダミー画像(イラスト仕立てのプレースホルダー)で、実際の商品写真に差し替える前提。

01 — 配色・トーン 3案

ブランドの「声」をどう出すか

同じ商品構成でも、配色・書体・余白の使い方で伝わる印象は大きく変わる。webdesigngarden.comの「印象・レイアウト」カテゴリを参考に、対照的な3方向を用意した。

DIRECTION A

シンプル/ミニマル

生成りの背景に黒に近いインクカラー、装飾なしの1本罫線だけで構成。書体はZen Kaku Gothic Newのジオメトリックな骨格を活かし、写真(プレースホルダー)を主役にして余白で語る。派手さより「信頼感」「長く使えそう」という印象を狙う。

向いているケース: 定番アイテム中心・素材や作りの丁寧さを訴求したいブランド

FADENTOPS / BOTTOMS / OUTER
2026 AUTUMN COLLECTION

静かに、なじむ服。

リネンシャツ

¥8,900

ウールコート

¥24,000

ワンピース

¥13,500

DIRECTION B

エレガント/上品

アイボリーに近い背景と、ブラス(真鍮)系ゴールドを差し色に。見出しは明朝体Zen Old Minchoで、価格の上に細いゴールドの罫線を引くなど、細部の仕立てで高級感を出す。中心対称の構図で「特別な一着」という気分を演出する。

向いているケース: 価格帯がやや高め、ギフト需要も見込む、上質さを前面に出したいブランド

FADEN
LIMITED COLLECTION

上質は、静けさに宿る。

リネンシャツ

¥8,900

ウールコート

¥24,000

ワンピース

¥13,500

DIRECTION C

ポップ/カラフル

白地にコーラル・イエロー・ミントの3色を差し色として使い、丸みのある書体Kosugi Maruと太いウェイトで親しみやすさを出す。角の丸いカード、傾けた「NEW」ステッカー、影を効かせたボタンなど、遊び心のあるディテールで若い層への訴求を狙う。

向いているケース: 価格帯は手頃〜中価格帯、SNS発信を重視、20代前半をメインターゲットにするブランド

FADENNEW
AUTUMN DROP 2026

きょうの気分に、色をひとつ。

リネンシャツ

¥8,900

ウールコート

¥24,000

ワンピース

¥13,500

02 — レイアウト構造 5案

「型」をどう選ぶか

webdesigngarden.comのアパレル・EC事例に多く見られる構成を5つの型に整理した。各図はPC(1440px)とSP(390px)を実際の縦横比に合わせて縮小した構造図(色は簡略化)。

PATTERN 1

フルスクリーン・ビジュアル型

ナビゲーションを透過ヘッダー+ハンバーガーメニューに畳み、1画面まるごとをビジュアルとコピーだけに使う型。高級ブランドやセレクトショップの特設ページに多い。情報量は最小限だが、世界観の第一印象は最も強く出せる。スクロールしないと商品にたどり着けない点はトレードオフ。

参考ジャンル: ハイブランド/セレクトショップ系の特設ページ

FADEN
PC 1440×950
FADEN
SP 390×800
PATTERN 2

雑誌(マガジン)型混成グリッド

特集記事のような大きな「読ませる」タイルと、商品タイルを同じグリッドに混在させる型。BEAMSなど編集要素の強いセレクトショップに多い。1画面あたりの情報量が多く、「見て楽しい」体験を作れる一方、実装コストと運用の手間はやや高め。

参考ジャンル: 編集コンテンツを持つセレクトショップ系EC

PC 1440×900
SP 390×850
PATTERN 3

ECグリッド機能重視型

検索バー・カテゴリアイコン・商品グリッドを開いた瞬間に見せる、実用最優先の型。ユニクロ/GUなど大量SKUを扱うECに多い。世界観の演出より「探す・買う」の速さを取る設計で、SALEバッジや価格の見せ方を工夫しやすい。逆にブランドの個性は出しにくい。

参考ジャンル: 大量SKU・幅広い客層のマスアパレルEC

PC 1440×1350
SP 390×850
PATTERN 4

カテゴリー・モザイクタイル型

トップページを1つのハブとして扱い、大小のタイルで「レディース/メンズ/SALE/NEW」など行き先を先に選ばせる型。複数ライン・複数客層を抱えるブランドに多い。初回訪問者を迷わせない反面、単一ラインのブランドではタイルが持て余され気味になりやすい。

参考ジャンル: 複数ライン展開・百貨店系アパレルブランド

PC 1440×800
SP 390×700
PATTERN 5

ブランドストーリー・ロングスクロールLP型

商品を並べる前に、素材やものづくりへのこだわりを語るセクションを置く型。D2Cブランドの立ち上げ期に多く採用される。「なぜこのブランドを選ぶべきか」を伝えやすい反面、購入までの導線は他の型より長くなる。

参考ジャンル: D2C・ものづくり訴求型ブランド

PC 1440×1450
SP 390×1100
03 — 比較まとめ

どれを選ぶか迷ったら

一言で言うと向いているケース
A: シンプル/ミニマル配色・トーン余白で語る、静かな信頼感定番・素材訴求のブランド
B: エレガント/上品配色・トーン細部の仕立てで魅せる高級感やや高価格帯・ギフト需要
C: ポップ/カラフル配色・トーン色と丸みで親しみやすさ若年層・SNS発信重視
1: フルスクリーン・ビジュアル型レイアウト世界観の第一印象を最大化ハイブランド・特設LP
2: 雑誌型混成グリッドレイアウト編集コンテンツと商品を混在編集要素の強いセレクトショップ
3: ECグリッド機能重視型レイアウト探す・買うの速さを優先大量SKU・マスアパレル
4: カテゴリー・モザイクタイル型レイアウト行き先を先に選ばせるハブ複数ライン展開ブランド
5: ブランドストーリー型レイアウト語ってから買わせるD2C・ものづくり訴求
組み合わせ例 FADENは「素材・作りの丁寧さ」を訴求する方向のため、配色A(シンプル)× レイアウト1(フルスクリーン)、または配色A × レイアウト5(ブランドストーリー)の組み合わせが仕様書の狙いに近いと考えている。最終判断は次回打ち合わせで確認したい。
04 — 次のステップ

ご確認いただきたいこと

選定後、実際に操作できるインタラクティブ版(全画面・実寸)を用意し、細部を詰めていく。